港南台サッカークラブ

Jリーグ選手1名輩出!
次のJリーガーは君だ!
歴代大会記録:横浜市内大会優勝2回、準優勝3回
在籍者60名以上※2016年2月末現在

コーチ’s BLOG

種をまく春、花が咲く秋

9/15(土)9/22(土)

9/24(月祝)

 

U-12  FAリーグ  さえずりの丘

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岩崎FC  ◯3-1

いずみ野サッカークラブ  ◯3-1

榎が丘ファイターズ  ◯3-0

小山台SC  ◯4-0

FC  YSA  ◯1-0

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うちは春に勝てない。

得点も取れなくてクリーンシートで負ける試合も多い。明確な理由はわからないけれど、学年が変わってプレーの変化や仲間のスタイルに順応するのが遅いのかなと思う。

 

でも、春に負けても気にしない。

勝つに越した事はないけれど、負けることは怖くない。それは、目先の勝敗に一喜一憂しないから。今、目の前にある試合に勝つか負けるか、そういう基準でサッカーをしていない。

 

過去にその価値観の違いでうちを退団していく選手(厳密に言えば保護者)が続出したり、意見の相違でスタッフと保護者が対立する暗黒期があった。理由は「子供が試合に負けて泣いて帰って来る姿を見たくないから、近所の強豪チームに移籍する」とか諸々。

辞めるのは勝手だけれど、そこで厄介なのは1人で辞めさせるのは気が引けるからと、他の選手(保護者)に声をかけ勧誘して去って行くパターン。

 

お陰様でつい数年前までうちのクラブは部員数が激減し存続の危機だった。

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話を戻すと、なぜそういう基準でサッカーをしないのかというと、彼ら彼女らの人生は小学校の6年間で終わるわけじゃないから。サッカーのためにサッカーをしているわけじゃないから。将来カッコいい男、魅力的な女性になって欲しい。みんなに愛される人間になって欲しい。そのためにサッカーはベストなツールなのです。

 

甘いと言われるかも知れないけれど、こっちから言わせてみれば勝ち負けに一喜一憂する方が甘いし温い。

 

結果、春に手も足も出なかった相手に秋の大会でやり返すとか、U-8の頃は惨敗した相手にU-12になると普通に勝てるようになる。その要因はトレーニングの質とか経験とかももちろんあるだろうけれど、1番は選手たちと二人三脚で歩めるかどうかだ。

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勝つために必死こいて試合に出られない子を何人も作って、我慢出来ずに目先のわかりやすい結果を求めて…それで負けた時、その負けは意味を持たない。それこそ恐怖だ。

 

このFAリーグで印象深かった事が2つほど。

 

1つは、あるチームとの試合前。

相手ベンチから「10番と13番を徹底的にマークしろ!10と13しかいないから!!」と雄叫びが。

 

嫌でもその声が聞こえてしまったので、ご指名された2人に

 

「言われてるよ?ボール持ったら潰されるかもね」

 

とだけ伝えた。(内心はバカヤロー!ふざけんな!!と思っていたけど…)

 

で、この試合で先制点を奪ったのは10番でも13番でもなく9番のドリブラー。この得点にはいろんな選手のいろんな想いが詰まっていた。10番も13番も自分で持ちたいし仕掛けたいタイプの選手。でも持たない。持ちたいけど持つとやられるから。周りの選手もわかっているから2人を孤立させない。仲間を助けたいから。

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自分のやりたいことよりチームのために犠牲になって、犠牲になった仲間のために誰かがその気持ちを受け継ぐ。そして、仲間が作ってくれた相手チームの思考の隙を突いてご指名通り13番が仕上げのハットトリック。最高にカッコいい戦い方だった。

 

この2人だけじゃない。

チームのバランスを考えてポジションを取れる2番、試合をコントロール出来る4番、最後尾で冷静に対応出来る15番、名前を上げたらキリがないけれど、全員に個性と欠点の凹凸があってお互いにそれを噛み合わせながら戦えるチーム。こういうチームは選手たち自身にしか作れない。

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もう1つは、この日応援に来てくれた卒団生の話。

 

実はFAリーグの裏でU-9がTRMをしていたのだけれど、中1の卒団生たちがFAとTRMの2会場で選手たちの応援をしてくれていた。FA組は差し入れを持って来てくれたり、大声で選手を鼓舞して一緒に戦ってくれていたり、TRM組は試合のビデオ撮影をしてくれていたり、選手に声がけなんかもしてくれていた。

 

FAの試合直後、神経を使う試合内容だったので疲れ切っていた僕の顔を見て、ニコニコ笑いながら「お疲れっす!」とか「いやぁ~、まぢすごいね!みんな!」とか嬉しそうに話しかけてくれた彼らに感謝の気持ちでいっぱいになった。

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1-0で勝ったFC  YSAさんとの試合直後、ベンチに座っていたある選手が一言。

 

「やばい…泣きそうだ…」

 

YSAさんには新人戦で負けていたから、春の借りを返そうと全員で真っ向勝負を挑んだ。

 

この言葉を聞けただけで僕はもう最高に幸せな気分になった。

 

 

  2018/09/26   サッカーコーチ

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